FIREは手段であり、目的ではない
FIREを目指す上で注意したいのが、FIREはあくまでも手段であるということです。
そして、FIREを実現してからでないと達成できない目的を持つことの重要性を確認しておきたいものです。
FIREを目指しているとFIREのことだけを考えてしまい、それが目的だと錯覚してしまうことがあります。ただ、このままFIREを実現してしまうとFIRE後の人生が楽しいものではなくなってしまう可能性が高いです。
FIREを目的にしてしまうと、目的を実現した後に何が待ち受けているでしょうか。経済的自立はしているが、人生の目的が失われた生活が待っているはずです。
そういった人生を送るためにFIREを実現しようとしたわけではありません。
FIREはあくまでも手段です。
FIREを実現してからでないと、自身が達成したい人生の目的に真剣に向き合うことができないからこそ、FIREを実現しようと努力しているはずです。
FIREは手段であり、目的ではないということを再認識しておきましょう。
FIREして何をするか、FIRE後の生活を想像してみよう
そうはいっても、FIREを目的にスタートしてしまった人も少なからずいると思います。
そういった人は、FIRE後の生活を想像してFIREに代わる人生の目的を見出してみてはどうでしょうか。
仕事のせいでできていないこと。経済的制約があってできていないこと。時間が無くてできていないこと。
本当はやりたいけど今の生活ではできていないことは数え始めたらきりが無いと思います。絶対に1つはあるはずです。
私の場合は、FIRE後の生活を想像してやりたいことを整理しました。熱中できるものがほとんどない無趣味な私ではありますが、生活を想像することでFIREして何をするか整理することができたと思います。
人生の目的という高尚なものではなく、単に人生でやりたいことを列挙しただけになってしまいましたが…。
FIRE後に仕事はするのか~興味のある仕事を自己裁量でやってみたい~
さて、FIRE後に仕事をするかという問題があります。
個人的には1億円を貯めてFIREするよりも、5000万円でサイドFIREするのが現実的かなと考えています。
1億円を貯めるには15年以上かかってしまうのでそこまで待てないというのが本音です。
サイドFIREということで、必要最低限の収入は株式などから得つつ、仕事をして+αの収入を確保することを想定しています。
では、どんな仕事をしたいかというとはっきりしたイメージは持てていません。
ただ、株式投資やFIREの経験を生かした仕事には興味があります。これらの仕事というと、セミナーや本の執筆くらいしか思いつかないのですが、何かしらの情報発信をしつつ収入も多少確保できるようなものが理想です。今の自分では到底できなさそうな仕事ばかりです…。
それ以外だと、今の仕事で身に着けた能力で仕事をするといいたいところですが、専門性のある仕事ではないのでそれは難しいかなと個人的に思っています。学生時代に戻れるなら、専門性の身につく仕事に従事するように過去の自分にアドバイスしたいです。
いずれにせよ、具体的な仕事内容はともかく、興味のある仕事を自己裁量でやってみたいです。
ほどほどに仕事をしつつ、増えた自由時間で余暇を楽しむ。そういった生活を目指していきたいと思います。