配当金・運用成績

【新NISAにもおすすめ】オール・カントリーに350万円投資した結果

今回は、オール・カントリー(eMAXIS Slim 全世界株式)350万円投資した結果について紹介します。

名実ともに最強の投資信託の1つと言えるオール・カントリーは、その名の通り全世界に分散投資可能な投資信託です。

個人投資家が投資信託で資産形成する際には、①分散性 ②低コストの信託報酬というのが必須の要素になります。それらの条件を同時に満たすオール・カントリーは投資信託の最有力候補です。

一方で株式市場の動きに目を向けると、2022年から世界中の株式市場が不安定になっていました。その後、2023年5月くらいから相場が上昇し始め、2024年1月現在も株式市場は好調を維持しています。

今回は上記の相場環境を受けて投資のリターンがどのように変化したのかに着目し、現在運用中のオール・カントリー350万円の運用成績を公開します。

それでは最後までお付き合いください。

※新NISAで投資を開始したオールカントリーについては運用期間が少ないため除外しています。これまで特定口座で運用してきたものを紹介します。

オール・カントリーとは?

オール・カントリーは、正式名称「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託です。

出典:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/

投資の経験があれば、「オール・カントリー」という投資信託は一度は聞いたことがあると思います。通称オルカンと呼ばれている投資信託です。

オール・カントリーは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」において4年連続で1位を獲得している投資信託になります。

オール・カントリーは楽天証券でも投資することが可能であり、楽天証券でオール・カントリーをつみたて投資している個人投資家も多いのではないでしょうか。

そして最近はライバルの投資信託登場したことで信託報酬を約半分まで大幅に引き下げたことが話題になりましたね。

今年から始まった新NISAでもオール・カントリーに投資する人も多いと思います。実は私もその一人になります。

オール・カントリーの基本情報

この投資信託の特徴は、以下のとおりです。

一言で表現すると、「全世界に格安で分散投資できる投資信託」といえます。

連動するインデックスは「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」です。

世界中の主要企業で構成される指数とだけ理解しておけば良いでしょう。オール・カントリーに投資すれば世界中の企業に投資できるなんて、素晴らしい投資信託ですね。

オール・カントリーの投資対象国

しかしオール・カントリー(全世界)という単語を使ってはいますが、すべての国に投資しているわけではありません。

実際に投資対象となっている国と地域は、「先進国が23か国」「新興国が24か国」です。

国の数としては新興国の方が多くなっていますが、構成比率としては「先進国が89%」「新興国が11%」と先進国がほとんどです。

さらに国別の構成比率を見ると、米国が61.4%と約6割が米国になっています。

ここまで米国の比率が高くなっているのは、米国の株式市場の時価総額が他国の株式市場と比べても圧倒的に高いためです。

出典:三菱UFJ国際投信(https://www.am.mufg.jp/

オール・カントリーの組入銘柄

オール・カントリーの組入銘柄を見ていきましょう。組入銘柄数は約3000銘柄です。

しかし、投資対象国で米国が6割を占めていたことから想像できるように、上位10銘柄の全てが米国企業です。

出典:三菱UFJ国際投信(https://www.am.mufg.jp/

それだけ米国企業が世界中に展開していて、かつ時価総額の大きい企業が多いといえます。

GAFAMやテスラなどの成長中の企業を中心に、ヘルスケアのジョンソン&ジョンソン、半導体のNVIDIAなどがランクインしています。

例えば、オール・カントリーに100万円投資したとすると、4.6万円はアップルに投資していることになります。

マイクロソフトには3.6万円、アマゾンには1.8万円というようにGAFAMにも分散投資しつつ世界中の企業に広く投資しているわけです。

オール・カントリーのリターン

オール・カントリーの設定来のリターンを見ていきます。

設定来(設定日:2018年10月31日)のリターンは+113%です。仮に設定日に100万円投資していたとしたら、現在は213万円の評価額になっています。たった5年で2.1倍に成長しているのはすごいの一言です。

そんな最強のオール・カントリーも2020年初頭のコロナショック時は、一時40%ほど暴落していることが分かります。

世界中に分散投資をしている場合でも、コロナショックのような世界的な危機ではオール・カントリーといえど下落を免れることはできません。

しかし、その後は順調に回復し、多少上下を繰り返しながら右肩上がりでリターンが大きくなっています。

出典:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/

そして年間リターンは、以下のようになっています。

投資信託(ファンド)の設定が2018年のため、それ以前は連動を目指す指数(ベンチマーク)の年間リターンです。

直近10年間は、オール・カントリーの大半を占める米国市場が絶好調だったこともあり、年間リターンが20%以上の年が5年間もありました。

一方で、マイナスのリターンに終わってしまう年(2011年・2015年・2018年・2022年)もあり、毎年のようにプラスのリターンが得られるわけではないことを覚えておきましょう。

出典:三菱UFJ国際投信(https://www.am.mufg.jp/

投資履歴と運用成績

それでは、オール・カントリーがどのような投資信託か理解できたと思うので、投資履歴と運用成績を見ていきましょう。

オール・カントリーの投資履歴

オール・カントリーには夫婦それぞれで毎月5万円ずつ(合計10万円)特定口座で投資しています。

※新NISAでもオール・カントリーの投資を開始しましたが、運用期間が短いこともありこれまで投資してきた特定口座の運用成績を振り返ります。

投資を開始した時期が口座によって少し異なりますが、それぞれの投資額は175万円(特定口座①)と175万円(特定口座②)です。

まずこちらが2021年1月から投資を開始した特定口座①です。

特定口座①

こちらが2021年3月から投資を開始した特定口座②です。

特定口座②

投資総額は350万円です。

毎月5万円分を投資しているため、単価が上がると購入できる数量が減ります。その一方で、単価が下がると購入できる数量が増えます。

この投資方法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、長期投資の王道となる投資方法です。

オール・カントリーの運用成績

それでは、オール・カントリーの運用成績を見ていきます。

まずは、2021年1月から投資を開始した特定口座①です。こちらは175万円分をオール・カントリーに投資しています。

運用成績は、175万円投資して+485,409円(+27.73%)でした。

特定口座①

投資開始してからのトータルリターンの推移を見ていくと、2022年3月に一時マイナスのリターンに低下しました。

その後もトータルリターンは上昇と下落を繰り返しており、特に2022年に入ってからは上下の波が激しく相場の変動が大きいことがわかります。

そして2023年5月くらいからようやくトータルリターンが上昇を再開しました。2024年1月現在は過去最高益を叩き出しています。

また当たり前ですが、運用額が大きくなるほど変動が大きくなっていることもわかります。

特定口座①

次に、2021年3月から投資を開始した特定口座②です。こちらも175万円分をオール・カントリーに投資しています。

運用成績は、175万円投資して+466,452円(+26.65%)でした。

特定口座②

先ほどと同様に、2022年からトータルリターンが上下に激しく揺れていることがわかります。こちらも2024年1月現在は過去最高益を叩き出していることが分かります。

特定口座②

特定口座①と②のリターンをまとめてみると以下のようになります。

買付金額評価額リターン
特定口座①175万円223万5409円+27.73%
特定口座②175万円221万6452円+26.65%
合計350万円445万1861円+27.19%

トータルリターンが一時的にゼロ付近まで下がったことを考えると、今のトータルリターンはとてもうれしいですね。

2022年の苦しい相場環境でも愚直に投資を継続した結果が実を結びました。2023年中盤以降の上昇に乗れているのも、そのおかげでしょう。

ただ、あくまでも10年以上先を見据えた長期投資のため、投資開始して数年間のリターンは気にする必要はありません。

過去にはリーマンショックやコロナショックなど株式相場の急落は定期的に起こりうるので、慌てて狼狽売りしないように注意したいものです。

そして何よりも下落・上昇相場を読むことはできません。相場に踊らされずに投資を継続することが大切です。

まとめ

今回は、オール・カントリー(eMAXIS Slim 全世界株式)に350万円投資した結果について紹介しました。

350万円投資した結果、+27.19%のリターンが得られました。このリターンは過去最高の結果です。

しかし、10年以上先を見据えた長期投資のため、相場の変化は気にせず・油断せずに淡々と投資を継続していきます。

全世界ではなく、米国だけに投資する投資信託もあります。

こちらの記事を参考にしてください。

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