投資歴1年の投資方針・ポートフォリオを完全公開

投資を始めると最初に遭遇する壁が、「投資方針やポートフォリオをどのように決めるか」というものです。

管理人自身も、投資を始めて数か月は他人の投資方針やポートフォリオを参考にしていました。

本来、投資方針やポートフォリオは投資目的に応じて最適なものが異なるため、唯一無二の正解があるわけではありません。

投資しながら自身に最適な投資方針とポートフォリオを学んでいきます。

ただし、投資初心者が一人で投資方針とポートフォリオを構築するのは難易度が高いです。

そういったこともあり、投資初心者向けに投資方針とポートフォリオを公開しようと決意しました。

管理人

同じ投資初心者である管理人の投資方法を参考にして、自分なりの投資方針とポートフォリオを作成してみましょう。

投資方針・ポートフォリオを公開

投資歴1年の投資初心者がどのように投資をしているか紹介していきます。

日本株・米国株・投資信託の3本柱

管理人の資産配分は、「日本株」「米国株」「投資信託」の3つです。

資産配分(2021年12月時点)

そして、各資産ごとの時価評価額は以下のとおりです。現時点では約1000万円を投資しています。

時価評価額
日本株3,301,370円
米国株4,494,645円
投資信託  1,830,996円
合計9,627,011円
時価評価額(2021年12月時点)

上記の資産以外に、生活防衛資金として年間生活費の2-3年分を現金で保有しています。

投資も重要ですが、最低でも年間生活費の1年分は現金で手元に残しておきましょう。

そして、3つの資産を以下のような方針で運用しています。

情報収集・銘柄分析投資対象   投資方針
日本株簡単個別株高配当
株主優待
米国株難しいETF高配当
投資信託投資信託つみたてNISA
iDeCo
資産の運用方針

各資産の投資対象や投資方針を決める際に重要視したのが、情報収集・銘柄分析の難易度です。

株式投資で良い成績を残すには、投資対象の情報取集・銘柄分析が欠かせません。

そのため、情報収集が比較的簡単な日本株については、個別株に投資しています。

一方で、情報収集が難しい米国株は、ETFを中心に投資しています。

そして、つみたてNISAやiDeCoのように制度そのものが長期投資を前提としている場合には、情報収集が不要なS&P500や全世界の投資信託を選択しました。

日本株

投資方針

日本株は、高配当株主優待の2つを軸に投資しています。

管理人

配当利回り4%以上を目安に銘柄を選定しています。日本株は業績や決算を確認しやすいので、個別株で勝負です。

個別株に投資する際に重要なのが、業績や決算の分析です。投資しても良い銘柄か分析力を養うためにも個別株に挑戦しています。

ポートフォリオ

日本株は、21銘柄保有しています。

円グラフにするときれいに分散投資されていそうですが、銀行や商社が多いなど業種の偏りがあります。

日本株ポートフォリオ(2021年12月時点)
管理人

大型株かつ高配当の銘柄を中心に選んでいます。決算分析がもう少しできるようになったらグロース株にも挑戦する予定です。

保有銘柄数は、20~30銘柄を上限に設定しています。

というのも、個別株では四半期ごとの決算分析やニュースを確認する必要があるため、これ以上の銘柄数は手に負えないためです。

ここが個別株の面白いところでもあり、大変なところでもあります。

米国株

投資方針

米国株は、ETFを軸に投資しています。

サテライトで個別株にも挑戦していますが、あくまでもETFメインです。

管理人

米国株の企業分析は、思った以上に大変でハードルがとても高かったです。そういったこともあり、高配当ETFを中心に投資しています。

ポートフォリオ

米国株は、15銘柄保有しています。

米国株ポートフォリオ(2021年12月時点)

高配当のETFもしくは個別株がほとんどです。一部、債券や金のETFが含まれています。

円以外にドルの配当金をもらうために、高配当の銘柄を選んでいます。

つい先日まで、AT&Tという超高配当株がポートフォリオの中心だったのですが、株価が下落したこともあり全株売却しました。

そういった失敗を経験したこともあり、個別株には集中投資せずにETFを活用します。

GAFAMなど成長著しい銘柄には、投資信託で投資しています。

投資信託

投資方針

投資信託は、ドルコスト平均法で毎月定額を積み立てています。

レバレッジ型の投資信託にも投資していますが、これはあくまでも短期投資で試験的な投資です。

ポートフォリオ

S&P500もしくは全世界の投資信託を中心にしています。

投資信託ポートフォリオ(2021年12月時点)

毎月定額を長期間投資することから、長期的に右肩上がりに成長する投資対象を選んでいます。

レバレッジ型の投資信託は、短期投資用です。値動きが通常の3倍あるため、初心者向きではありません。

そのため、長期的なポートフォリオにはレバレッジ型の投資信託を加えないようにしましょう。

まとめ

投資方針とポートフォリオには、その人の投資に対する考え方や目的が色濃く反映されます。

そのため、投資の目的をはっきりさせることが何より重要です。

投資しながら自身に最適な投資方針とポートフォリオを学び、構築していきましょう。