eMAXIS NASDAQ100インデックスの投資を開始
米国株は11月から1月にかけて強気相場になることが多いため、新しい投資先を探していました。
いろいろと検討した結果、NASDAQ100指数に連動する投資信託「eMAXIS NASDAQ100インデックス」の投資を開始しています。
この投資信託は、構成銘柄にGAFAMやテスラが含まれており、米国のハイテク企業に分散投資することが可能です。
それでは、eMAXIS NASDAQ100インデックスの解説をしていきます。
eMAXIS NASDAQ100インデックス
連動する指数
NASDAQ100指数の値動きに連動する投資成果を目指しています。
S&P500は知っているけれど、NASDAQ100指数は初めて聞いたという人もいると思うのでまとめてみました。
NASDAQ100指数は、米国ナスダック市場に上場している銘柄(金融を除く)のうち、時価総額上位100社で構成された株価指数(時価総額加重平均)です。
ナスダック市場についてもまとめてみました。
ナスダック市場は、新興企業向けの米国株式市場の1つです。近年はIT企業の多くが上場しており、GAFAMやテスラはナスダック市場に上場しています。
業種
主要な業種は、「ソフトウェア・サービス」「メディア・娯楽」「半導体・半導体製造装置」といわゆるハイテク関連が多くを占めています。
銘柄
そして組み入れ銘柄のトップ10はGAFAMとテスラを中心に、有名なハイテク企業が名を連ねています。
指数としては100銘柄に分散していますが、アップル・マイクロソフト・アマゾンの3銘柄で約30%を占めていることは把握しておきましょう。
管理費用
管理費用は、0.44%と通常のインデックスファンドと比較するとやや高いです。
ただ、NASDAQ100指数に連動する投資信託やETFの多くは、同程度もしくはこれ以上の管理費用になっているので、0.44%でも安い部類に入ります。
ちなみに、S&P500に連動する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の管理費用は0.0968%と格安です。
基準価額と純資産
基準価額と純資産は以下のとおりです。
2021年の1月末に運用を開始し、基準価額は10か月で約30%上昇しています。ハイテク株は絶好調です。
そして純資産額も順調に増加していて、300億円に迫る勢いになっています。
ベンチマークとの連動
投資信託は、連動を目指す指数(ベンチマーク)と同じ値動きをするかどうかが重要です。
騰落率で比較するとベンチマークとほぼ同じ値を示していることが分かります。
つまり、NASDAQ100指数に連動した運用ができていて、特に問題はないということです。
管理人の投資状況
先日、25万円を一括投資しました。
投資した理由としては、AT&Tの損切りをしたことで投資資金が余っていたためです。
その反省を生かして、個別株ではなくインデックスファンドにしました。
そして高配当株ではなく、コロナショックから勢いの衰えないハイテク株を中心としたインデックスファンドに投資しようとしたわけです。
ハイテク株はすでに過熱感が漂っている気もしており、このあとどのような動きを示すか注目していきたいと思います。
なお、AT&Tの損切りについてはこちらで詳しく解説しています。