【第10回】配当金公開 42.36$(累計842.21$) 1,458円(累計50,923円)
2021年7月の配当金報告です。
今回の配当金は、42.36$・1,458円(税引後)でした。累計では、842.21$・50,923円です。
国内株式:投資法人みらい・ ダイワ東証REIT指数
国内株式では、「投資法人みらい」と「ダイワ東証REIT指数」の2銘柄から配当金がありました。どちらもリートという不動産に投資している金融商品です。
ちなみに REIT(リート)とは、不動産投資信託のことで「Real Estate Investment Trust」の略称です。そのうち、日本のREITをJ-REITと呼びます。
投資家から集めた資金で不動産投資を行い、その不動産の賃貸料などの収益を投資家に分配金で還元するという仕組みです。
投資法人みらいについては、下記の記事で解説しましたのでよろしければ参考にしてください。
米国株式: MAIN・LQD・EDV・ARCC・VTI
米国株式では、「MAIN」「LQD」「EDV」「ARCC」「VTI」の5銘柄でした。
MAINとARCCは、いわゆるBDC銘柄です。BDCは「Business Development Companies」の略で、新興企業や中堅企業などに投資する会社です。
リートと同様に利益の90%以上を配当に回すことで税金が優遇されるため、高い配当利回りを実現しています。
LQDとEDVは、株式ではなく債券のETFです。株式よりも利回りは劣りますが、暴落耐性に優れるという特徴があります。
LQDは投資格付けがBBB以上の投資適格社債を中心に構成されたETF、EDVは米国の超長期国債で構成されたETFになります。
VTIは、米国企業全体に投資できるETFです。米国株に投資している人であれば知らない人はいない超王道のETFです。
配当金まとめ 2021年7月
前月に比べると配当金はとても少ないですが、配当金が支払われる月が偏っているため仕方ないことだと割り切っています。
あくまでも年間の配当金が△△万円で、毎月に換算すると○○万円という形で評価したいです。
ダイワ東証REIT指数(ダイワ上場投信-東証REIT指数)を解説
それでは、今回配当金が出た「ダイワ東証REIT指数」について解説していきます。
ダイワ東証REIT指数(ダイワ上場投信-東証REIT指数) は、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「東証REIT指数」の変動率に一致させることを目的としています。
つまり、東証REIT指数というベンチマークに一致するように運用する不動産投資信託というわけです。これに投資するだけで幅広く不動産に投資できるという優れモノになります。
リートに投資したいけどどれに投資して良いかわからないという初心者にもおすすめです。
次に東証REIT指数について解説します。
東証REIT指数 とは 、東証のREIT(不動産投資信託)全てを対象に算出される時価総額加重平均型の指数です。なお、2003年3月末の時価総額を1000としています。
それでは、 ダイワ東証REIT指数 (ダイワ上場投信-東証REIT指数) のチャートを見ていきましょう。
コロナショック前までは、きれいな右肩上がりで基準価額が高くなっていました。
ところがコロナショックでは、基準価額が半分程度まで一時落ち込むなど非常に暴落耐性が無いという特徴があります。
その後は順調に回復し、コロナショック前の基準価額まであと一歩というところまで来ました。
ここ数か月は日経平均は下落トレンドが続いていますが、緩やかに上昇をし続けており何とか踏みとどまっています。
ただ、株式と同等かそれ以上に暴落する可能性もあるので、そういった点にも注意する必要があります。
まとめ
今月は、国内株式と米国株式ともに配当金がほとんどありませんでした。先月は過去最高の配当金だったのですが、今月は少し寂しい配当金です。
来月は、AT&Tやベライゾンの配当が振り込まれるはずなので楽しみに待ちたいと思います。