個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めました
ついに個人型確定拠出年金(iDeCo)を開始することができました。
昨年度から積立NISAを開始したのですが、iDeCoは今年に入ってからやってみようと手続きをしました。
積立NISAと同じようにさくっと手続きが完了すると思っていたのですが、約3か月かかるという予想外の展開に。
時間がかかる要因としては、ネットのみで手続きが完了しない点です。
私の場合、楽天証券でiDeCoの申し込みをしたのですが、申込書類が自宅に届くまでに1週間かかりました。
そのあと、職場に書いてもらわなければならない書類を担当部署に送って戻ってくるのに2週間。
そして最後に、申込書類一式を国民年金基金連合会に送付して審査が完了するまで2か月少し。
合計で約3か月が経過しました。1月に手続きを開始して、手続きが完了するころには桜が散っている時期になってました。
iDeCoは自分年金を各自で用意してねという国が推し進めている制度ですので、もう少し手続きが簡素化されるのを望みます。
既に証券口座を開設している人でも大変でしたので、一から始めるのはかなりハードルが高いと思われます。そうしないと国民全員がiDeCoを始めるのは難しいでしょう。
ちなみに、iDeCoの解説記事はそのうち書きたいと思いますのでお待ちください。
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)に投資
投資商品は「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」を選びました。ちなみに投資金額は、掛け金の上限にしています。
積立NISAでは「eMAXIS Slim(S&P500)」を投資していますが、iDeCoも約30年の長期投資になるため安定した成長が見込める米国株に投資できる「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」を選択しました。
この両者は米国に投資するという点では同じなのですが、以下のような違いがあります。
eMAXIS Slim(S&P500) | ●米国上場企業のうちS&P500を構成する企業に投資 ●大型株のみ |
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI) | ●米国上場企業のほぼ全てに投資 ●小型株・中型株・大型株すべてを含む |
eMAXIS Slim(S&P500)は米国の大型株のみ、楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)は米国全体と理解してもらえれば大丈夫です。
ただし、両者のリターンには大差が無いです。証券会社によってiDeCoの投資商品は変わるため、取り扱っている方を選ぶようにしましょう。ちなみに楽天証券では、楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)しか取扱いが無かったのでこちらを選んだというわけです。
長期積立投資の投資商品を選ぶ際には、数10年以上は成長し続ける可能性が高いことが必須要件になります。そういったことを考えると、今後も人口が増加し経済発展が見込める米国に投資するというのがオーソドックスな運用方法です。
iDeCoは自分年金です。老後の年金が不安であるという人は、iDeCoを始めてはどうでしょうか。
iDeCoについては、近いうちに記事を書きたいと思います。