雑記

新社会人に伝えたい4つのこと~仕事・お金・目標・FIRE~【前編】

新社会人に伝えたい4つのこと

4月に入り、通勤時に新社会人を見かける機会が多くなりました。毎年恒例の景色ではありますが、新社会人のの姿を見ると、新年度が始まったのだと改めて実感します。

昨年度に引き続き今年度の新社会人の皆さんも、コロナ渦での社会人デビューということで大変な苦労があったかと思います。特に今年の大卒新社会人の方は、大学の授業がオンラインで実施され、就活もオンラインで面接してとオンライン元年の世代になるのかなと勝手に想像しています。

今回は、新社会人の皆さんに伝えたいことを4つ紹介したいと思います。この4つは、自分が社会人になった時に知っておきたかった知識です。社会人になって約10年経った今、あのときこれを知っていれば良かったなあということを書いてみました。

※書いてみたら長くなってしまったので、前編と後編に分けました。

①仕事~専門性を磨き、スペシャリストになろう~

まずは、仕事を通じて専門性を磨き、ある分野のスペシャリストをなりましょう。

その理由は、これからの時代に必要なのはゼネラリストではなく、スペシャリストが必要とされる社会になると考えているからです。

これまでメンバーシップ型雇用であった日本の雇用形態が、ジョブ型雇用に移行する過渡期にあります。正確性には欠きますが、各人の業務内容があいまいな状態でチームで仕事を進めていくのがメンバーシップ型雇用、各人の業務内容が明確に決まっている状態で個人で仕事を進めていくのがジョブ型雇用ということです。

そして、メンバーシップ型雇用ではゼネラリストが必要とされ、ジョブ型雇用ではスペシャリストが必要になるというわけです。雇用形態の変化に伴い、ゼネラリスト→スペシャリストという大きな流れになっています。

実際に働いて感じることは、自分の働いている組織ではスペシャリストにはほぼ確実になれないという事実です。日本の組織は部署異動が多く、異動によって業務内容が全く変わってしまうことも珍しくありません。

私の場合もその例にもれず、「転職したのかな?」と自分に問いかけたくなるくらい前職場の知識が役に立たないことを経験しました。当然、大学で勉強したことを生かす機会はほとんどありません。

自分が就職した当時は、専門性を磨いてスペシャリストになるという風潮は無く、ゼネラリストを目指しなさいという風潮でした。少なくとも、私が所属する業界は今でもそういう考え方が主流です。

ただ、今後は間違いなくスペシャリストが生き残る時代だと思います。ジョブ型雇用が主流になると、自分ができることを雇用主に対してアピールする必要があります。

専門性を磨いておかないと、自分に何ができるのか明確に説明することができません。例えば、xx言語を用いた○○の開発が得意ですとか、他人には負けない自分の専門性を磨いておくのです。

では、自分はどうなのかと振り返ってみると、「この分野とあの分野は数年担当していたから知っているけど、深く理解しているかといったらそうでもない」という状況です。まさに広く・浅く業務経験を積んできた証拠です。現在の組織から離れたら、恐らく使い物にならないでしょう。

ここで言いたいのは、ゼネラリストは絶対にダメだということではありません。これまでは、ゼネラリストが求められた時代であったが、スペシャリストが求められる時代に変化すると予想されること、そしてスペシャリストとして仕事をするほうが、社会で生き残れる確率が高くなるのではということを伝えたいのです。

この1年間で社会構造は劇的に変化し、雇用形態も大きく変化しようとしています。今後、そのスピードはさらに上がってくるでしょう。

仕事を通じて専門性を磨き、ある分野のスペシャリストになることが、この大きな変化に対応する術の1つなのではないかと思っています。

②お金の勉強~マネーリテラシーを高める~

次は、お金に関する知識を身に着け、マネーリテラシーを高めましょう。

その理由は、日本ではお金に関する教育を受ける機会はほとんどないのですが、マネーリテラシーが無いまま社会人になるとお金に起因する失敗やトラブルに巻き込まれやすくなるからです。

本来であれば、義務教育でお金の教育を実施すべきだと思います。クレジットカードやリボ払いの仕組み、株式や投資信託などの資産形成については、社会人であれば知っておいた方が良い知識です。※資産形成は、来年度から高校の家庭科で学習が始まるそうです。

お金が人生の全てではありませんが、お金が無いと生活できないのは事実です。お金が無い故に、本来選択したい決断を下せなかったり、人生に制約がかかってしまうのはできるだけ避けたいと個人的に思います。

私の場合、クレジットカードやリボ払いの仕組みは知っていましたが、資産形成については無頓着であったことを後悔しています。いや、関心が無かったわけではないのですが、株式や投資信託による資産形成はギャンブルという先入観があり、一歩踏み出すことができなかったのです。

もし、約10年前に投資を開始していたら資産形成はもっと容易にできていたはずです。FIREという生き方ももっと早く知っていたかもしれません。あくまでも結果論ではありますが、もっと早くマネーリテラシーを高めておけばよかったと感じます。

お金が無いせいで人生に制約をかけてしまう、お金が無いせいで苦しい仕事を辞められない、そういった状況に陥る確率を少しでも下げる。新社会人の皆さんにはお金の勉強をしてマネーリテラシーを高めてほしいのです。

少し長くなってしまったので、続きは次回にします。