投資

投資を始めた直後についやってしまう行動

投資を始めた直後は精神状態が不安定になる

皆さんは投資を始めた直後、どんな精神状態になりましたでしょうか。

投資を開始すると、自身の資産額(株や債券の評価額)が刻一刻と変化するためその値動きに慣れない人もいるかと思います。

というのも、私もその一人でした。これまでに貯金や元本保障の金融商品しか経験が無い場合は、資産額が変動するということに対して免疫が全くといって無いことが多いでしょう。

資産額の変動というのは、人の精神状態を不安定にさせます。資産額が増えれば安堵し、資産額が減れば焦燥感に苛まれます。

ただ、こういった精神状態の変化というのは、投資を始めた直後に必ず訪れるものだと思います。過度なストレスは好ましくはありませんが、適度なストレスであれば徐々に慣れてきます。

株価や資産額を数時間おきに確認する

投資を開始した直後は100%の確率で、数時間おきに株価や資産額を確認するようになります。

これは資産が変動するという未知の経験をしていることが、精神的なストレスになるためです。

もちろん、投資を開始する前から資産額が日々変動することは分かっているのですが、実際に投資をして資産額の増減を目の当たりにすると不安な気持ちになります。

特に、日本株と米国株の両方をやっている場合は注意が必要です。

日本と米国の株式市場は市場が開いている時間帯が異なります。日本時間を基準に考えると、日本株は日中に米国株は夜中に株式市場が開いています

通勤時や昼休み時に日本の株価を確認し、ちょうど就寝するタイミングで米国株の市場が開始します。そうすると、株価が気になって夜中に自然と起きてしまったり、夜中に目が覚めると株価を確認する習慣が身についてしまいました。

こうなると、頭の中は株価のことでいっぱいになります。そして数時間おきに株価や資産額を確認する習慣が完成します。この時は毎日のように頭がぼーっとしていたのを覚えています。

では、どうやったら数時間おきに株価を確認しなくなるようになるかというと、時間が解決してくれます。つまり、慣れるまで待つということです。

人によって異なると思いますが、およそ3か月から半年くらいで資産額の増減に対する免疫ができるはずです。そこまで耐えることができたら、あとは淡々と自身のシナリオに沿った投資を継続するだけです。

不安定な精神状態が継続=リスク許容度を超えている

もし仮に不安定な精神状態が一向に改善されないという人がいたら、それはリスクの取りすぎです。

自身のリスク許容度を大幅に超えてしまっていることが原因なので、投資額を少なくすることやリスクの小さい投資商品に変えるなど投資スタイルを見直してください。

一番注意してほしいのが、株式市場から完全に撤退してしまうことです。せっかく投資を開始しても、一度撤退してしまうと再び株式市場に戻れなくなる可能性があります。

株式市場では、優良な投資先に長期で投資した場合は極めて高い確率で資産を増やすことが可能です。

ぜひ一発KOを食らわないような投資スタイルで1秒でも長く株式市場に生き残れるようにしましょう。その先にきっと経済的自由が待っているはずです。

さいごに

みなさんいかがでしたでしょうか。共感した人もそうでない人もいらっしゃると思います。

今回の内容が少しでも多くの人の参考になり、より良い投資生活につながれば幸いです。