iDeCoとは？
iDeCo（個人型拠出年金）で自分年金を確保しよう
今年の4月から運用を開始したiDeCo（個人型確定拠出年金）の運用成績を公開します。今月で運用4か月目を迎えました。
iDeCoは、個人型確定拠出年金のことです。年金という名前がついているように年金の1種であり、各個人が準備する私的年金になります。
公的年金である国民年金や厚生年金だけでは年金を十分に確保するのは難しいことから、公的年金の不足分をiDeCoで補おうというわけです。
管理人の場合は、楽天証券でiDeCoを運用しています。つみたてNISAや株式投資を既に行っている場合には、そこで使用している証券会社でiDeCoを始めると管理しやすいのでおすすめです。
iDeCoの拠出限度額を確認しよう
つみたてNISAでは年間40万円が運用額の上限になっていましたが、iDeCoの場合も拠出限度額が定められています。
では、iDeCoの拠出限度額は年額いくらかというと加入資格によって異なります。加入者一律で○○万円ではなく、加入者の働き方（自営業者・会社員・専業主婦など）毎に決まっています。
まずは、下の図でご自身の加入資格を探し、拠出限度額がいくらになるか確認してみましょう。
管理人の場合は、月額1.2万円（年額14.4万円）が拠出限度額になります。
iDeCoに加入すると所得税と住民税が安くなる
そしてiDeCoの最大の特徴は、掛金が所得控除（所得税と住民税が安くなる）になるという点です。つまり、節税効果があります。
iDeCoとよく比較されるつみたてNISAでは、所得控除になりません。
それではiDeCoの節税効果を計算してみました。節税効果（税額軽減額）は、iDeCO公式サイトのシミュレーションを用いています。
年齢35歳・年収600万円・掛金1.2万円の場合、60歳までの税額軽減額は72万円です。年額に換算すると、28,800円になります。
iDeCoで運用中の投資信託【楽天・全米株式インデックス・ファンド】
iDeCoでは、つみたてNISAと同様に投資商品を加入者が決める必要があります。証券会社によって扱っている投資商品が異なることから、iDeCoで投資したい商品があるかを確認しておきましょう。
管理人の場合は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド（通称：楽天VTI）」という投資信託を運用しています。
この投資信託は、バンガード社のETFである「VTI」の投資信託化したものです。VTIは、米国企業ほぼ全てに投資可能なETFでとても人気のある投資商品です。
掛金額の上限である1.2万円を楽天・全米株式インデックス・ファンドで毎月運用しています。
それでは、楽天・全米株式インデックス・ファンドの基準価額をチャートで確認しましょう。
コロナショック時（2020年2月から3月）に30％ほど暴落しましたが、その後は急回復して現在も最高値を更新しています。
米国の株式相場は絶好調で、いつまで右肩上がりの成長が続くのでしょうか。
iDeCo運用成績【運用4か月目】評価益+1,940円（評価額：46,559円）
2021年7月のiDeCo運用成績（運用4か月目）の報告です。
4か月目の運用成績は、+1,940円（+4.3％）でした。運用開始して間もないこともありますが、しっかりとプラスのリターンになっています。
さて、これまでの iDeCoの評価額などをグラフにしてみました。これからもコツコツと積み立てていきます。
つみたてNISAと同様にiDeCoも毎月運用成績を報告していきます。まだiDeCoを始めていない人は、設定などを参考にしてください。
