楽天証券で金ETFのGLDMに投資しよう
最近は金価格が下落しており、金ETFのGLDMに投資するには良いタイミングではないかと考えています。
管理人の場合はすでにGLDMを保有していますが、追加投資するかどうか現在検討しているところです。
楽天証券ではGLDMの買付手数料が無料になっているため、金ETFに投資を考えている人には楽天証券をおすすめしています。
GLDMについては、以下の記事に内容をまとめていますのでこちらも参考にしてください。
さて、最近1年間のチャートを見ていきましょう。
昨年の夏に20ドル越えの高値をつけてから、下落トレンドにありました。
ところが、今年の3月以降に16ドル後半でダブルボトムを形成して以降は上昇トレンドに転換しています。
そして6月になってから19ドルで上値が抑えられる展開となり、その後一気に17ドル台まで低下しました。
次に、直近3年間のチャートを見ていきましょう。
2019年以降は一貫して上昇傾向にあったものの、ここ一年くらいはやや下落トレンドにあることが分かります。
金の価格は長期的に見ると今後も上昇する可能性が高いと考えています。というのも、新型コロナの経済対策の一環として世界各国の中央銀行が紙幣を刷ってお金をばらまき、通貨の価値が下がると予想しているからです。
もし仮にお金のばらまきで通貨の価値が損なわれた場合には、希少性が高く資源量が限られている金の価格が高くなると思います。
金の価格が一段と上昇し、金ETFであるGLDMの価額も上昇するというシナリオも頭の片隅に入れておくのも良いのではないでしょうか。
GLDMの投資成績を公開(2021年7月4日時点)
それでは、GLDMの投資成績を公開します。
現在保有しているのは90株です。平均取得価額は18.51ドルと現在価額17.78ドルよりも高い時に投資しています。そのため、約-4%の含み損となっています。
管理人の場合は、保有資産のほとんどが株式です。株式と資産クラスが異なる金の割合も増やし、ポートフォリオの安定化を目指している最中です。
今の価額で購入すれば平均取得価額も下げれるのですが、ここ最近はドル高の影響もあり少し手が出しにくい部分もあります。
金に投資する方法
金に投資する方法はETF以外にもいくつかあります。そのうち代表的なものを紹介しますので、是非参考にしてみてください。
管理人の場合は、金ETF以外の方法では金に投資していません。
①現物の金(金地金や金貨)
金地金や金貨を購入して保有する方法です。金地金とは、いわゆる金の延べ棒(インゴット)のことです。
この方法では、金地金や金貨などの現物を自宅に持ち帰ることができ、金を所有している実感がわきます。金の地金が自宅にあることを想像すると、お金持ちになった気分になれそうですね。
しかし、現物を自宅などで保管する必要があることから、盗難防止のために金庫を購入するといったセキュリティ対策が必須になります。
②純金積立
毎月一定の金額(グラム)で自動的に積み立てする方法です。
例えば、毎月3000円の積み立て設定をすると、その時点の金価格に応じて3000円分の金を購入することができます。
つみたてNISAで投資をしている方であれば、投資信託のドルコスト平均法を思い浮かべると理解しやすいかもしれません。
金価格が下がっているときはより多くの金を購入し、金価格が上がっているときは金の購入を少なくするということを自動的に行えます。
現物の金に投資する場合と異なり、保管や注文の手間をかけずに金に投資することが可能です。ただ、買付手数料などの費用が掛かるため、そういったコストも含めて検討する必要があります。
③金ETF
金価格に連動する金ETFに投資する方法です。金ETFとして世界最大の運用額である「GLD」、そのGLDの後発ETFの「GLDM」が代表的な例です。
ETFということで、通常の株式やETFと同様に証券口座で投資することが可能です。すでに証券口座を開設していれば、GLDやGLDMなどのETFに投資するのはとても簡単です。
また、株式やETFなどの他の資産と容易に比較することができるというのは、資産全体の運用状況を管理しやすくなるというメリットもあります。
一方で、毎月一定の金額で購入可能な純金積立と異なり、ETFは一般的に定期買い付けができないのでドルコスト平均法を用いて投資することができません。
金ETFで投資する際には購入しても良い価格を見極め、割安になったタイミングで一気に購入するなど工夫が必要になってきます。