個人事業主(フリーランス)に必須の知識=簿記
個人事業主(フリーランス)に必須の知識ともいえる「簿記」の勉強を開始したので解説していきます。
簿記とは、企業の経営活動(お金の動き)を計算して整理する能力のことです。つまり、簿記を勉強することでビジネスにおける会計知識などの理解を深めることができます。
この能力は、個人事業主(フリーランス)になったときに必須の知識になります。というのも、個人事業主の場合は、自身のビジネスの帳簿の記載や税金の計算、確定申告を自分で行う必要があるからです。
もちろん、税理士など会計経理の専門家に依頼することも可能ではあります。
しかし、簿記の知識を全く持ち合わせていないと、①相手の話・アドバイスが理解できない ②自分のビジネスの経営状態が十分に理解できない ③税金の計算や節税に疎くなるといったデメリットがあります。
組織で働いていた時は、簿記の知識が必要な業務を専門の部署(経理)が行っていましたが、個人事業主ではそれを自分で行う必要があります。
簿記はサイドFIREにも必要な知識
簿記は、個人事業主(フリーランス)に必須の知識という話をしました。
そしてサイドFIREをする場合にも、簿記は必要な知識と言えます。
週に何回か労働をするサイドFIREでは、個人事業主として自分のペースで働こうと考えている人が多いと思います。自分自身もサイドFIREを目指しており、今の仕事を辞めた後には個人事業主として働こうと計画しています。
個人事業主としてどういった業務に携わろうと、帳簿の記載や税金の計算などから逃げることはできません。
つまり、簿記はサイドFIREにも必要な知識といえるわけです。
個人事業主として活動してからだと簿記を勉強する時間を取れないかもしれないので、今のうちに資格を取得しておこうと考えました。
日商簿記3級とは?
今回受験しようとするのは、日商簿記3級です。日商簿記は、簿記関係の検定試験の中で最もオーソドックスな検定になり、1級から3級まであります。
それでは、日商簿記3級のレベルについて商工会議所のHPに記載があったので、紹介したいと思います。
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
引用:商工会議所の検定試験HP
「ビジネスパーソン必須の基本知識」とはっきりとした記載があります。
これまでビジネスパーソンとして簿記の知識を持たずに仕事をしてきましたが、たしかに経理関係の知識というのは乏しいのを実感する機会が多いです。
上でも触れましたが、今後サイドFIREをして個人事業主として働く可能性が高いことを考慮すると、今のうちに勉強しておく必要があるなと再認識しました。
先月はFP3級を受験したことで、お金全般の知識が身につきました。マネーリテラシーの向上を実生活でも感じるくらい役に立っています。
今度は日商簿記3級で経理関係の知識を身に着けて、経理関連書類の適切な処理を行えるようにしたいです。経理関係の書類が読めるようになるだけでなく、企業の決算や財務諸表なども読めるようになると株式投資にも生かせると思います。
ちなみに合格率は約50%と比較的合格率の高い試験になっています。
日商簿記3級の勉強テキスト~スッキリわかる日商簿記3級~
試験勉強のテキストには、「スッキリわかる日商簿記3級」を使います。楽天ブックスやアマゾンのレビューを読んで、評価が高そうな本書にしました。
実は、FP3級を受験したときに使用したテキストも同じ著者が書いたものでした。非常にわかりやすかったので、このテキストも分かりやすく書かれていると思います。
まだ、勉強を開始して間もないのですが、簿記特有の考え方に悪戦苦闘しています。
簿記3級の試験範囲や勉強方法などについては、順次記事を書いていこうと思います。ひとまず、勉強を頑張っていきます。