配当金公開(2021年12月) 167.43ドル(累計1,479.88ル) 42,120円(累計103,951円)
毎月恒例の配当金(2021年12月)を公開します。
- 高配当株投資に興味がある人
- 配当金がどれくらいもらえるか知りたい人
- 他人の運用成績が気になる人
配当金は完全な不労所得になるため、投資のモチベーションが上がります。FIREに向けて着実に進んでいることが実感できるでしょう。
一方で配当金の少なさにも気がつき、資金力を高めて投資額を増やすことの大切さも感じます。
それでは、2021年12月の配当金報告です。
12月の配当金は、日本株が42,120円、米国株が167.43ドルでした。日本円に換算すると、合計で約6万円です。
そして投資を始めてから14か月が経過しましたが、累計の配当金はいくらになったのでしょうか。
累計の配当金は、日本株が103,951円、米国株が1,479.88ドルでした。日本円に換算すると、合計で約25万円です。
日本株
日本株は「三菱HCキャピタル」「オリックス」「エフティグループ」「りそなホールディングス」「みずほFG」「ENEOSホールディングス」「三菱UFJFG」「タカラレーベン」「ソフトバンク」「学究社」「双日」「住友商事」「三菱商事」の13銘柄でした。
日本の個別株は、高配当株投資もしくは株主優待投資を実践しています。
こうしてみると、金融と商社に大きく偏っていることが分かります。
ポートフォリオの構成としては少しいまいちなところもありますが、投資のコアは投資信託にしているため問題ないです。
日本株の配当金は年間で約10万円でした。
現時点では配当金によるキャッシュフローはそれほど重要ではありませんので、相場と株価を見ながら銘柄を厳選して投資をしていきます。
米国株
米国株は「RWR」「VIG」「VWO」「VYM」「LQD」「SPYD」「HDV」「MAIN」「XOM」「PFE」の10銘柄でした。
米国株は、日本株に比べて情報を入手しにくいこともあるので、1つ1つ解説していきます。
RWR
RWRは、米国のリート(不動産)に投資できるETFです。
リートとは、投資家から集めた資金で不動産投資を行い、その不動産の賃貸料などの収益を投資家に分配金で還元するという投資信託になります。
RWRについては、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
VIG
VIGは、バンガードが運用する米国増配株式ETFです。
米国の大型・中型株(リートを除く)のうち10年以上連続で増配実績のある約200銘柄に時価総額加重平均で分散投資しています。
VIGについては、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
VWO
VWOは、新興国(中国や台湾、ブラジル、ロシアなど)に投資可能なETFです。
新興国の特定の企業に投資するのは勇気が必要ですが、新興国に広く分散投資するならVWOがおすすめといえます。
しかし、中国の株式市場が全体的に軟調になってきたので、サテライトとして運用するのが良いでしょう。
投資のコアは、やはり米国か全世界を投資対象にすべきです。
VYM
VYMは、バンガードが運用する米国高配当ETFです。
米国の大型株のうち配当水準が平均以上の約400銘柄に時価総額加重平均で分散投資しています。
米国高配当ETFは、VYM・HDV・SPYDの3つが有名です。
VYMは、分配利回りが一番少ないですが、基準価額の上昇が期待できます。将来的には高配当になる可能性を秘めたETFです。
LQD
LQDは、投資格付けがBBB以上の投資適格社債を中心に構成されたETFです。
債券というとローリスク・ローリターンのイメージがありますが、LQDはミドルリスク・ミドルリターンの債券ETFです。
債権ETFは、投資リスクに応じていくつか種類があります。ローリスク・ローリターンのETFが「AGG」や「BND」、ミドルリスク・ミドルリターンが「LQD」、ハイリスク・ハイリターンが「HYG」や「JNK」です。
SPYD
SPYDは、ステートストリートが運用する米国高配当ETFです。
S&P500の構成銘柄のうち配当利回りの高い80銘柄に均等分散しています。均等分散のため、1銘柄の割合は1%強になります。
米国高配当ETFのVYM・HDV・SPYDの3つでは、SPYDが最も分配利回りが高いです。
その一方で、暴落局面に弱いといった弱点があります。
HDV
HDVは、ブラックロックが運用する米国高配当ETFです。
米国の優良企業のうち配当水準が比較的高位の約80銘柄に分散投資しています。
高配当ETFでありますが、配当が持続できるほど財務健全性が高くかつ競争優位性のあるビジネスを展開できる銘柄を中心に構成されているのが特徴です。
MAIN
MAINは、メイン・ストリート・キャピタルという企業です。中小企業を対象とした投資会社になります。
いわゆるBDC銘柄として知られ、ハイリスク・ハイリターンの投資先です。
これまで楽天証券では取り扱いがありましたが、新規買付が停止されました。買付ができないだけで保有の継続と売却は可能とのことです。
楽天証券からは、以下のお知らせが届いています。どうやらBDC銘柄の取り扱いが難しくなったようです。
XOM
XOMは、エクソンモービルという企業です。米国に本社がある石油メジャー最大手になります。
高配当の個別銘柄としても知られ、配当金狙いの投資家からは人気のある銘柄です。
しかし、近年は脱化石燃料の流れやコロナウイルスの影響によるエネルギー価格の急落もあり、株価が低迷しています。
長期的に株価の上昇は見込みにくいですが、高配当という性質を生かして株価下落時に拾っていく戦略が有効でしょう。
PFE
PFEは、ファイザーという企業です。新型コロナウイルスのワクチンを開発・製造している企業として一躍有名になりました。
ファイザーも高配当株として人気があり、ワクチンの開発前から投資していた人も多いのではないでしょうか。
ファイザーの株式は、値上がりしたタイミングで売却してしまったので、今回が最後の配当金になりそうです。
ファイザーは値動きが激しすぎて安心して保有できませんでした。高配当の個別株でななく、高配当ETFに徐々に移行していく考えです。
まとめ
2021年12月の配当金報告でした。
12月は日本株と米国の配当金が多く入金されました。
配当金の出ない投資信託を投資のコアにしていますが、配当金が出る個別株・ETFは投資をしている実感がわきやすいですね。
1月に入ってから米国の金利上昇が続いており、株式相場が荒れそうな気配です。
しかし、配当金が出る高配当株やETFでは、暴落は絶好の買い場といえます。
いつでも投資できるように、手元の現金比率を高めておいてチャンスの時に速やかに動けるようにしたいものです。