配当金・運用成績

日本株・米国株の配当金を公開【2022年8月】

投資23か月目の配当金を完全公開(2022年8月)

毎月恒例の配当金(2022年8月)を完全公開します。

配当金は受け取るごとに税金がかかり、配当金の出ない投資信託と比べて非効率といわれることもあります。

配当金は完全な不労所得になるため、給料以外の収入源の確保という点で投資のモチベーションを上げてくれます。

FIREに向けて着実に進んでいることが実感できるでしょう。

一方で配当金の少なさにも気がつき、資金力を高めて投資額を増やすことの大切さも感じます。

記事を読んでほしい人
  • 高配当株投資に興味がある人
  • 配当金がどれくらいもらえるか知りたい人
  • 他人の運用成績が気になる人

それでは投資23か月目の配当金を完全公開していますので参考にしてください。

配当金(2022年8月)

それでは、2022年8月の配当金報告です。

2022年8月の配当金
管理人

8月の配当金は日本株が0円、米国株が21.42ドルでした。日本円に換算すると、合計で約2.5千円です。

8月の配当金は米国株のみで金額も少ないのが残念です。とはいえこれには事情があります。

日本株の配当金は6月・12月米国株の配当金は3月・6月・9月・12月に集中することから、7月と8月は配当金は少なくなりがちです。

もし50年後まで2.5千円の配当金が維持されれば、あと50回配当金を受け取れるので累計12.5万円です。

そう考えると少なくない金額なので貴重な収入源といえます。

高配当株投資は長期目線で真価を発揮します。ゆっくり確実に資産形成を進めていくことが高配当株投資のコツです。

配当金(2020年9月~2022年8月)

投資を始めてから23か月が経過しましたが、累計の配当金はいくらになったのでしょうか。

2020年9月~2022年8月の配当金
管理人

累計の配当金は、日本株が188,261円、米国株が2,006.44ドルでした。日本円に換算すると、合計で約35万円です。

投資は2020年9月に開始しています。

投資してから23か月後に配当金が累計35万円になるとは想像していませんでした。そして遂に米国株の配当金が2,000ドルを超えました。

投資を始めたからこそ配当金をもらって資産を増やすこともでき、給料以外の収入源を確保することができています。

配当金は米国株の方が多くなっていますが、もう少し日本株の配当金を増やしたいところです。

企業や配当金の成長という視点では米国株に軍配が上がります。

現時点の理想では日本株の配当金と米国株の配当金が半々くらいになるようなイメージを持っています。

さらに日本株には株主優待制度もあるので日本株への投資は続けていきたいと考えています。

配当金(日本株)

日本株は、高配当株投資もしくは株主優待投資を実践しています。

管理人

日本株は0銘柄でした。上でも解説したように、日本株の配当金は6月・12月に集中するので仕方ないですね。

日本株は配当金が年に2回、6月・12月に集中していることもあり月毎の配当金のばらつきが大きくなります。

理想としては毎月一定額の配当金をもらうことです。しかし、そのために投資する銘柄を選ぶことは避けるべきでしょう。

あくまでも年間で配当金がいくらになるかだけを考えるべきです。

配当金(米国株)

米国株は個別株とETFで主に高配当株投資、それ以外では投資信託でS&P500に投資しています。

それでは8月の米国株の配当金を見ていきましょう。

管理人

米国株は3銘柄でした。VZ(ベライゾン)は高配当株として知られている銘柄です。

米国株や米国ETFは、年に4回の配当金をもらうことができます(一部例外あり)。

多くの日本株が年に2回の配当金であることを考えると、年に4回の配当金がある米国株は魅力的です。

ただし、米国株の配当金には外国税が追加で課税されるため、日本株の配当金に比べて手取りが少なくなる点に注意しましょう。

日本株の配当金は約8割が手取りになりますが、米国株の場合は約7割が手取りです。

例えば100万円の配当金では日本株で約80万円、米国株で約70万円と10万円の差が発生します。

それでは銘柄を解説していきます。

MAIN

MAINは、メイン・ストリート・キャピタルという企業です。中小企業を対象とした投資会社になります。

いわゆるBDC銘柄として知られ、ハイリスク・ハイリターンの投資先です。

管理人

これまで楽天証券では取り扱いがありましたが、去年の12月から新規買付が停止されました。買付ができないだけで保有の継続と売却は可能とのことです。

楽天証券からは、以下のお知らせが届いています。どうやらBDC銘柄の取り扱いが難しくなったようです。

dividend
出典:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/

追加投資はできなくなったものの、売却はできるそうなのでこのまま保有を継続します。

LQD

LQDは、投資格付けがBBB以上の投資適格社債を中心に構成されたETFです。

債券というとローリスク・ローリターンのイメージがありますが、LQDはミドルリスク・ミドルリターンの債券ETFです。

管理人

債券ETFは、投資リスクに応じていくつか種類があります。ローリスク・ローリターンのETFが「AGG」や「BND」、ミドルリスク・ミドルリターンが「LQD」、ハイリスク・ハイリターンが「HYG」や「JNK」です。

コロナショックの時に一時的に下落しましたが、株式に比べて早く回復しました。

しかし、FRBの利上げによる米国債の利回り高騰を受けて、2022年に入ってからLQDの基準価額は下落しています。

出典:ETF.com(https://www.etf.com/

一般的に債券ETFは暴落耐性がありますが、今回のような利上げが差し迫っている状況では基準価額が下落してしまうので投資を見送るべきです。

VZ

VZは、ベライゾンという企業です。AT&Tと同じように米国の通信会社であり、ライバルといえる存在になります。

管理人

通信会社は参入障壁が高い一方で、5Gの設備投資に多額の資金を要しているため、それを回収できるかがカギになりそうです。

日本に置き換えると、NTTやKDDIのような存在なので安定した配当金を期待できます。

ベライゾンの売上高はやや頭打ちです。近年は横ばいが続いており、5Gの普及で更に売上を増やせるかがカギになります。

出典:マネックス証券(銘柄スカウター)

安定した利益を稼ぎ続けることができれば高配当が維持されますが、はたしてどうなるでしょうか。

今期と来期のコンセンサス予想では、EPSが減少すると見込まれています。そういった状況でも配当金の増配は継続できそうなのは良かったです。

出典:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/

まとめ

2022年8月の配当金は、米国株のみで約2.5千円という結果でした。

2021年から配当金の出ない投資信託を投資のコアにしていますが、配当金が出る個別株・ETFは投資した効果を感じやすく、投資のモチベーションを高めてくれます。

2022年1月に入ってから米国の金利上昇が続いており、コロナショック以降の簡単な株式相場から大きく変化しています。

8月現在も年初来では大幅なマイナスを記録しているので、強気で投資しにくいところです。

しかし、配当金が出る高配当株やETFは、暴落は絶好の買い場です。

日ごろから高配当株やETFの銘柄を分析しておいて、投資しても良い価格まで下がってきたら思い切って投資するのも1つの戦略になります。

もし投資信託の積立投資しかやっていない人は、高配当株投資も始めてみましょう。投資信託の積立投資とは異なり、投資の面白さを実感できるでしょう。

次回は9月の配当金報告です。

9月は米国ETFからの配当金が入るため、どれくらい配当金をもらうことができるか今から楽しみです。

配当金生活を目指すならば米国高配当ETFがおすすめです。特に「VYM」「HDV」「SPYD」は外せません。

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