投資開始から1年で金融資産1000万円を突破
投資開始から1年で金融資産1000万円を突破しました。厳密にいうと、管理人の楽天証券口座内の資産です。
生活防衛資金などは現金として銀行口座に預けていますので、株式等で運用可能な資産が1000万円を超えたということになります。
資産推移
資産推移は、下のグラフのとおりです。2020年9月に投資を開始しました。
投資用の資金として1000万円弱あったこともあり、9月から1月までは毎月200万円くらい投資に回していました。
この時は主に米国の高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)と日本の高配当個別株を中心とした高配当株投資を基本戦略に据えています。
2月以降は、日本も米国も株価が上昇してしまったこともあり、投資をする速度が鈍化しています。
追加投資を躊躇するメンタル(もっと安い時に買っておけばよかった・今の株価は高すぎるetc)に。
その時くらいからつみたてNISA以外にも投資信託の定期積立を開始して、買い場を考えなくて済むドルコスト平均法で投資を継続する戦略に変更しました。
損益
損益は、下のグラフのとおりです。
保有しているのは、国内株式(主に個別株)・米国株式(主にETF)・投資信託(S&P500と全世界)の3つです。
個人的には米国株式のパフォーマンスが一番優れていると思っていたのですが、実際には国内株式が+25%とプラスが最も大きいという結果になっています。ちょっと意外な結果でした。
おそらく、国内株式は高配当株を中心に投資していたこともあり、株価の回復が遅れていた「金融」や「商社」がここ最近株価が好調なことが理由の1つだと思います。
米国株式は、高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)の株価がここ最近は頭打ちになっていることや、大量に保有するAT&Tの株価が軟調になっていることで、+19%という結果になったと思われます。
投資信託は、S&P500と全世界の2本柱で運用しています。こちらは毎月積立していることもあり、+12%というパフォーマンスですがこれでも十分すぎるでしょう。
全体としては、20%弱の利益が出ています。投資を全くやっていなければ預金の利息(ほぼ0%)しかつかないことを考えると、投資の威力を感じます。
構成比率
構成比率は、下のグラフのとおりです。
一番多いのが米国株式です。時価評価額ベースでは、54%と過半数を占めています。
次に国内株式、投資信託という順番です。
ただ、投資信託はS&P500と全世界を選定していることもあり、その内訳はほとんどが米国株式です。
そういったことも考慮すると、実に60%以上が米国株式になります。
今後はこの投資比率をどうするかが悩みどころです。
基本的な投資方針としては、①投資信託による定期積立(ドルコスト平均法) ②米国高配当ETF ③国内高配当株の3つを柱にしようと思います。
①を投資のコアに据え、株価が下落したタイミングを見計らって②③に投資するイメージです。
上記の投資方針を踏まえると、今後はさらに米国株式の比率が上がってくるはずです。1年後にどういった構成比率になっているか楽しみです。
感想
投資1年目の感想としては、資産額が毎日変動することに慣れるのに時間がかかりました。また、含み損を抱えていると、早く売ってしまいたくなる気持ちになります。
投資初心者が陥りがちなこの状態をどう乗り越えていくか、投資を継続できるかの分かれ道になってくると思います。
ではどうやって乗り越えたかというと、投資する理由や目的を事前に決めておくことが一番効果的でした。
株価が短期的に下落したとしても、投資した理由や目的がはっきりしていれば狼狽売りしてしまうことは避けられます。シナリオさえ崩れていなければ、一時的な下落は買い場とも言えます。
そういったことを頭の中でしっかりと理解し、自分の中で落とし込めているかが重要です。
どういった理由で投資したのか。どういった目的で投資したのか。
老後資金のためなのか、配当金による定期的な収入がほしいのか、短期的な値上がりを期待したのか、長期的な値上がりを期待したのか、投資する人によって異なります。
投資した理由や目的は、今後も投資するうえでは忘れてはいけないことです。
目先の資産額の変動は、それほど気にならなくなります。そして投資を継続できるようになっているはずです。
このことを肝に銘じて今後も投資を続けていきたいと改めて思いました。