配当金・運用成績

【米国株暴落】つみたてNISA運用成績を公開【17か月目】

毎月恒例のつみたてNISAの運用成績を紹介します。今月で運用17か月目に突入しました。

2022年を迎えてから、米国におけるインフレ高進やウクライナ情勢の悪化など世界的に株式市場が大荒れの展開です。

特に米国株は、コロナショック以降に株式市場をけん引してきたGAFAMなどのグロース株が勢いを失い、1月くらいからバリュー株にトレンドが転換しつつある状況です。

そしてFRBによる利上げやウクライナ情勢に関するニュースが報道されるたびに株式市場が反応し、株価指数の乱高下が止まりません。

しかし、こういった相場環境だからこそ「つみたてNISA」の威力が発揮されます。

荒れた相場というのは、機械的に淡々と毎月一定額をドルコスト平均法で投資する手法が適しているのです。

株価が下落すれば普段より多く投資、株価が上昇すれば普段より少なく投資することが資産形成の速度を加速させます。

今回は、暴落が止まらない米国株に投資している「つみたてNISAの運用実績17か月目」を紹介します。

つみたてNISAをこれから始める人や含み損を抱えて苦しんでいる人の参考になる内容になっていますので、最後までお付き合いください。

なお、本記事の内容は動画も作成しました。気になる方は、以下の動画も参考してください。

※動画作成日と記事作成日が異なるため、内容が少し異なります。

つみたてNISAの設定【毎月33,333円】【楽天カード決済】

つみたてNISAは、年間40万円を上限に投資信託を積立することが可能です。

運用益などが20年間非課税になることから、投資初心者が長期積立をしたい場合にはつみたてNISAから始めてみましょう。

管理人の場合は、楽天証券の口座で運用しています。楽天証券の口座管理画面を使って実際の運用成績を公開しています。

毎月の積立設定額は、毎月33,333円です。

なぜ中途半端な金額になっているかというと、つみたてNISAの上限額が年間40万円であるためです。年間40万円を毎月に換算すると、40万円÷12か月≒33,333円が毎月購入可能な金額になります。

投資対象は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という投資信託を選択しました。

米国は今後も高い経済成長を見込めるため、米国の主要500社を対象とした投資信託は初心者にもおすすめです。

楽天証券の良いところは、投資信託を楽天カードで購入可能という点です。つまり、投資信託の積立金額の1%が楽天ポイントで付与され、年間で約4000円ポイントが貯まります。

特に楽天経済圏で生活している人であれば、楽天証券一択でしょう。

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下の表は、つみたてNISAの積立記録です。

2020年11月と12月は増額設定をしたため、5万円ずつ積み立てています。2021年1月からは、毎月33,333円に設定を変更しました。

このように毎月一定額で投資信託で購入することを、ドルコスト平均法と呼びます。

ドルコスト平均法は、個別元本が高いときに少なく投資し、個別元本が低いときに多く投資することができます。

実際に個別元本が高くなるにつれて、投資信託の数量が減っていることが分かります。

しかも、投資の設定を一度すれば、毎月自動で投資することが可能です。投資に時間をかけたくない人には、最適な投資法といえます。

つみたてNISAで投資信託を運用し、投資家デビューをしてみましょう。

つみたてNISAの投資信託【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】

投資対象は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という投資信託を選んでいます。

出典:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/

この投資信託の特徴は、①管理費用が0.0968%と格安 ②世界最強の株価指数であるS&P500に連動する運用を目指す の2点です。

人気・実力ともにNo1の投資信託をいえるのではないでしょうか。

そしてついに純資産額が1兆円を超えました。

日本で販売されている投資信託では2つ目となる1兆円越えの投資信託です。

純資産額が多いということは、多くの投資家が投資しているということです。

なお、投資信託を選ぶ際には、特定の指数(インデックス)に連動する運用を目指しているインデックスファンドを選ぶと良いでしょう。

多くのファンドマネージャーがインデックスファンドのパフォーマンスを超えるのが難しいと言われています。

投資初心者は、低コストで優良な株価指数に連動するインデックスファンドから投資デビューすることをおすすめします。

それでは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額をチャートで確認しましょう。

世界最強の株価指数であるS&P500といえど、コロナショック時(2020年2月から3月)には30%ほど暴落しました。

しかし、そこから急回復して現在まで右肩上がりのきれいなチャートになっています。

そして、2022年1月になってから基準価額が10%ほど急落しています。

コロナショック以降では、一番大きな下落です。その後の動きも軟調で下落トレンド入りしていることが分かります。

出典:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/

しかし、コロナショックや今回のような下落は、格安で投資信託を買うチャンスです。

暴落局面でも愚直に積立を続けられるかがつみたてNISA成功のカギになります。

積立の設定を一度してしまえば、ほったらかしで投資できるのがつみたてNISAの魅力です。

そして投資対象となる投資信託の選び方さえ間違えなければ、かなりの高い確率で資産を増やすことができます。

つみたてNISA運用成績【運用17か月目】評価益+80,093(累計評価額:680,088円)

つみたてNISA運用成績(運用17か月目)の報告です。

17か月目の運用成績は、+80,093円(+13.34%)でした。

積立を開始する際に積立額と投資信託の設定をしただけで、8万円以上の利益・13%のリターンが出ています。

しかし、今月は米国の株式市場が急落したこともあり、12月時点の資産から大きく減らしています。

それでは、つみたてNISA資産(累計評価額)をグラフで確認しましょう。

つみたてNISA資産額(2022年3月)

そして、株式相場の下落が始まる前の12月とそこから3月までの運用成績を表にまとめてみました。

累計投資額評価額  リターン 
12月499,996円+137,577円+27.51%
1月533,329円 +74,759円+14.01%
2月649,899円 +83,237円+14.68%
3月680,088円 +80,093円+13.34%

こうしてみると、12月の時はリターンが+27.51%あったにもかかわらず、1月以降はリターンが約14%まで低下していることが分かります。

3月の評価額は2月よりも減ってしまっています。株式投資は値動きが荒いことを再度実感しました。

しかし、何度も繰り返しますが暴落局面こそ将来の資産形成の速度を加速させる重要な期間になるのです。

暴落局面でも愚直に積立を続けられるかがつみたてNISA成功のカギになります。

この言葉のとおり、何も考えず米国株の成長を信じて積立を継続していきます。

まとめ

つみたてNISAを始めて17か月が経過しました。ほったらかし投資で8万円以上の利益が出ているものの、昨年の12月比べると資産を減らしています。

しかし、つみたてNISAは20年以上の長期投資を前提とした運用が基本です。

そのため、20年経過したときに基準価額が成長していれば良く、今回のような下落は投資信託を格安で購入できるバーゲンセールになります。

こういった相場が荒れたときは投資するのに躊躇してしまいますが、機械的に投資できるつみたてNISAが本領を発揮するのはこういったときです。

つみたてNISAは、年間40万円を上限に投資信託を積立することが可能です。

運用益などが20年間非課税になることから、投資初心者が長期積立をしたい場合にはつみたてNISAから始めてみましょう。

全世界に投資可能な投資信託にも毎月10万円投資しています。

動画で運用結果をまとめていますので参考にしてください。