ドラッグストアは薬が安くない!?
みなさん、薬はどこで買うことが多いですか。ほとんどの人はドラッグストアだと思います。ドラッグストアは、日用品や食料品を販売していることも多く、特売品などは非常に安く購入できることが多いです。
そういったこともあり、なんとなく「ドラッグストアで販売しているものはすべて安い」という先入観がありませんか。実はすべての商品が安いわけではなく、日用品や食料品などの一部の商品が非常に安いのです。一方で、薬はそれほど安くありません。それでは、なぜ薬は安くないのでしょうか。
これには、ドラッグストアのビジネスモデルが関係しています。薬自体は利益率が非常に高い商品ですが、日常的に使用するものではないため、来店頻度をいかに高めて薬を購入してもらえるかがポイントになってきます。
そこで来店してもらうための工夫が、日用品や食料品の特売です。日用品や食料品では利益がほとんど出ませんが、それを目当てに来店する人を増やし、薬などの利益率の高い商品もついでに買ってもらうという戦略があります。
常備薬はヨドバシ.comで購入すると安い
では、どこで薬を買えばよいかというと、ヨドバシ.comになります。私の印象では、ドラッグストアで販売している薬のほとんどがヨドバシ.comで買う方が安いと思います。
試しに、近所のドラッグストアとヨドバシ.comの販売価格を調べてみました。なお、ヨドバシ.comはポイントが10%つきますので、そのポイント分を価格から引いています。
バファリンA 80錠 | 太田胃散 48包 | |
ヨドバシ.com | 972円 | 1,152円 |
Aドラッグストア | 1,304円 | 1,518円 |
Bドラッグストア | 1,712円 | 1,445円 |
今回初めて表にまとめて比較したのですが、かなり価格差がありますね。馴染みのある薬を選んだだけで、価格差が大きいものをあえて選んだわけではありません。
日用品や食料品と違って、どれくらいだと安いという感覚が薬の場合はありませんよね。日用品のついでに薬も買ってしまうと、数100円以上を損してしまいます。せっかく特売のトイレットペーパーを50円安く買えたとしても、トータルでは節約になりません。無駄な支出を減らすためにも、こういったことは可能な限り避けたいものです。
とはいっても、ドラッグストアでは、薬剤師にその場で相談できるなどメリットもあるので薬が高いのも仕方ない面もあります。ただ、普段から常備薬として使用しているものなど相談する必要の無いものは、ヨドバシ.comで購入したほうがお得かなと思います。
みなさんも、お得に薬を購入してはいかがでしょうか。