武田薬品工業の株を下値で買い、上値で売ることはできたのか
武田薬品工業の株を100株購入済～下値で購入～
ボックス相場とは、株価が一定の範囲内で上昇・下降を繰り返している相場のことです。
こういった値動きをする銘柄をタイミングよく売買することで、利益を上げることができるのかというのが今回挑戦したことです。
詳しくは、以下の記事を読んでみてください。
というわけで、7月9日（金）に武田薬品工業の株を100株購入しています。株価が3613.5円の時に買付したことから、約36万円の投資です。
そしてボックス相場を利用して小遣い稼ぎができたのか検証していきます。
武田薬品工業の株を100株売却～上値で売却～
売りの指値は、3780円に設定しました。武田薬品工業の場合、下の図のように上値が3800円になっています。
多くの投資家が3800円付近で売却しようとするため、少しだけ安い株価3780円で売却します。こうしておけば売却できずに終わるリスクを低減することができます。
これが実際の売却設定をした時の画面です。果たしてうまくいくのでしょうか。
3,780円で売却に成功 利益+16,600円
結論から言うと、7月14日に3,780円で売却に成功しています。税引前で16,600円の利益になりました。
最初に設定した2万円には届きませんでしたが、短期間で利益が出たのは運が良かったと思います。
売り注文を出してから約定するまでの株価を見ていきます。
株を購入した7月9日から、日を追うごとに株価が上昇しました。やはり、株価3600円付近を下値としてボックス相場になっていることがわかります。
そして、7月14日に株価3780円を突破し、この時点で売り注文が約定しています。
その後、株価は3800円付近で跳ね返されるように下落しています。ここでも、株価3800円付近を上値としてボックス内で株価が変動していることがわかります。
あらためて6か月チャートを見てみましょう。3月から4月までの期間を除くと、3600円から3800円の範囲内で上昇下降を繰り返しています。
必ず成功するわけではありませんが、ボックス相場の下値で購入し、上値で売却することで多少のお小遣い稼ぎはできそうです。
まとめ：ボックス相場で16,600円の利益をゲット
ボックス相場を利用して16,600円の利益を手にすることができました。今回は偶然うまくいっただけで再現性があるかというと微妙なところもあります。
毎回成功するわけではありませんが、時にはこういった取引で小遣い稼ぎをしてみるのも楽しみ方の1つではないでしょうか。
